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アウトドアエリア N-CLUB  ─Camp・Fishing・Canoe・Sports・Climbing─

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安眠を襲われる


メモ帳
安眠を襲われる


そろそろ キャンプ場が寝静まる頃・・・

「も~、寝よか~。」

私達も、テントに入り、寝る事にした。

海辺の松林にあるキャンプ場。

さざ波でも、聞こえてきそうだ。

・・・・・・・



子供と夫は、即効で夢の中へ遊びに行ったようだ。

そのうち私にも、昼間の疲れで、ふ~っと睡魔が、やってきた。

今にも、眠りにつこうかという時、



ヴガ~zzzヴガzzz


????

「なん?」



ヴガ~zzzヴガ~zzz


(いびき~~?!)

その、すざましい音に、私の睡魔は、いっきにどこかに飛んでしまった。



ヴガ~zzz・・・・・ヴガ~~


それでも、寝ようと努力してみたが・・・・・・・



ッガ~ヴガ~・・・

どうやら10メートル程離れた、隣りのテントかららしい。

運悪すぎ~~!

こんな静かな、自然に囲まれた場所で、なんで・・・



なんで、こんないびき聞かないかんの~~?!



おさまる気配がない・・・・・

(イライライライラ!!!うるさすぎる・・・)

ガ~~~・・・
私の、からだが1センチ浮き上がった。

(蹴り入れに行こうか・・・)今にも、テントから飛び出そうなくらいの気持ちだった。



ヴガ~zzz・・・・・ヴガ~~


絶えられない・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今さら、テント移動させるわけにもいかない。

いいかげんにしてくれ~!

一緒に寝てる人、その人に一蹴り入れて~!(蹴ると、いびきは、一時的に止まります。)

耳もふさいでみたけど、それじゃ~ますます寝られない。

明け方まで、その騒音との戦いは続いたのだった。



朝、な~んとも、すがすがしげに起きて来た、隣のテントのおっさん。

あんたのお陰で、寝られなかったのよ~!

殺人事件に発展しなかったのは、幸いである。。。


PS.いくら自然に囲まれたいいキャンプ場でも、あたりはずれがあります。


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